2024年3月12日(火)20:57~22:00
【マツコの知らない世界】に出演の
菅原宏之(すがわら ひろゆき)さんは
フィールドレコーディング(環境音採取)の世界を
マツコさんにご紹介します。
菅原宏之(すがわら ひろゆき)さんは
日常の何気ない音や、森や湖、海など自然の中で聞く音など、
30年以上音を採取。
音の世界に魅了された菅原宏之(すがわら ひろゆき)さん。
音楽を聴くように「気分で聞いて欲しい音」や、
後世に残したい「貴重な音を録音」
誰もが聞き流す音さえ収集し続けています。
菅原宏之(すがわら ひろゆき)さんが
音の採取する行動に熱弁!
マツコさんは、菅原宏之さんの音の世界に魅了されつつ、
思わず、「音の変態ね」と呟く。
そんな菅原宏之(音の変態)さんを深掘りしていきます。
マツコの知らない世界:菅原宏之さんのプロフィール
画像引用元:集団仙台
【名前】 菅原宏之(すがわらひろゆき)
【生年月日】 1977年
【出身地】 宮城県仙台市
【出身高校 】 秋田県立角館高等学校
【出身大学】 秋田経済法科大学短期大学部
※2007年にノースアジア大学に改名されました。
【趣味】 釣り、狩猟、旅、麻雀、彫刻など
【職業】 サウンドデザイナーをメインとしながら、動画写真音楽効果音制作業務、
フィールドレコーディスト、フォトグラファー、NHKラジオ、集団仙台、
宮城大学非常勤など
マツコの知らない世界:菅原宏之(すがわら ひろゆき)さんの経歴
1999年
パチンコメーカーの就職。
愛知県名古屋に住んでいた。
パチンコの曲をメインに3~4年弱作曲をしていた。
体調を壊し(パニック障害)仕事を退職し宮城県仙台市に戻る。
2004年
菅原宏之さんは、音楽制作会社を立ち上げ、
サウンドデザイナーとしてCMやゲーム、ラジオなどの
音楽を今までに約3000曲も制作しています。
2011年
菅原宏之さんは、
東日本大震災で当時仙台在住のため、被災しました。
それ以来、商業制作クリエイターからアーティストとしての
活動を開始し、フィールドレコーディングやアンビエントミュージックを
制作発表をしています。
さらに、音を未来の人に残すために、
30年以上に渡り音を採取し続けています。
2019年
会社を辞めて、フリーで活動を開始
2019年11月3日
菅原宏之さんの作品「キジの求愛行動」が
坂本龍一さんのラジオサカモトで、
フィールドレコーディング優秀作品に選ばれる。
2020年5月3日
菅原宏之さんの作品「牡鹿半島の薪狩り猟」が
坂本龍一さんのラジオサカモトで、
フィールドレコーディング300作品の中の
前回に続き2回目の優秀作品に選ばれる。
2021年5月3日
菅原宏之さんの作品「Bells Gathering」が
坂本龍一さんのラジオ番組「RADIO SAKAMOTO」
宮城県仙台市で毎年正月に行われる
どんと祭裸祭のフィールドレコーディングをオンエアされる。
またこちらの音源は、
ゲスト出演の蓮沼執太さんの手によってアレンジされ、
2021年3月11日、銀座・和光「未来への希望の鐘」の
鐘の音としても使用されています。
画像引用元:菅原宏之「チルアウトビデオYouTube」
※「桧原湖」の氷上の音を録音するために機材をセット
約4時間半、氷上で音を採取するため待ち続ける。
2022年7月4日
菅原宏之さんの「桧原湖」の作品が
坂本龍一さんのラジオ番組「RADIO SAKAMOTO」
約250作品の中から3回目の優秀作品として選ばれる。
菅原宏之さんの作品がいかに素晴らしいかがわかりますね。
私もYouTubeで菅原宏之さんの作品を聞いたのですが、
とても癒されましたし、作品によっては懐かしさを感じました。
スタジオやステージなど通常の録音環境の外部での録音を指す。 こうした録音は、例えば、民族音楽学や生物音響学の調査、演説の記録、映画のサウンドトラックやラジオドラマ、音楽に雰囲気を添える効果音などに活用されていたが、次第にひとつの芸術形式として確立されました。
作曲家や演奏者の意図を主張したり聴くことを強制したりせずに心地よいサウンドやメロディにより構成された、空気のようのに存在する音楽を目指しています。
効果としては、心のリフレッシュやリセット、静かで穏やかな環境をつくり出すことから、集中力や創造性の向上にも役立つとされているようです。
マツコの知らない世界:菅原宏之さんの特殊な能力とは?
菅原宏之さんには幼い頃から
音に色がついているという特殊な能力を持っているようで、
音に色を感じることができるようです。
その日の気分や天候によっても見え方が変わるようです。
同じメロディーでも楽器が変わると色もかわる。
菅原宏之さんは子供の頃から音の基本色が下記のように見えるようです。
メロディーになるとバラバラに散りばめられるみたいです。
下記のように見えていたそうです。
これが菅原宏之さんにとって当たり前のことだった。
なので、色に統一感が全く感じられなかったようです。
普段の生活にこの画面が
出てくるのでとても疲れたでしょうね。
年齢が上がると、疲れてきたので、音の色を意識しないようなっていった。
菅原宏之さんが5歳~6歳の時にスイッチト・オン・バッハの曲の音色が
キラキラとした宝石のような輝きに見えて
とても新鮮で心地よく感じ、録音してもらってよく聴いたそうです。
それから、ピアノの原曲を聞いて、色が違うことに気がいたそうです。
それとは別に、音と音の間にも背景色が見えるようです。
色が強く出る人と会話しようとすると
その色にばかり集中してしまって、全く会話の内容が入ってこないという。
人にもよるようですが、学校の授業で先生に強く色が出る人は
全く授業の内容が入ってこないので、全く授業の内容を覚えていない
ことがよくあったそうです。
これは大変でしたね。
本人もとても疲れたようです。
その能力を理解できる人は少ないのでしょうし…
ですが、今は多方面において、素晴らしい能力を発揮しています。
これからも、この能力を活かしての活躍を期待しています。
※上記の画像引用元:菅原宏之「チルアウトビデオYouTubeチャンネル」
マツコの知らない世界:菅原宏之さんについてまとめ
菅原宏之さんのプロフィールや経歴と特殊な能力について深堀してきました。
菅原宏之さんは、音を採取するために、
色々な場所へ行き、
ほぼ毎日、活動しているそうです。
音を採取するというマニアックな活動は
理解してくれる人も少ないですが、
菅原宏之さんの思いは、未来の人類が
この採取した音を聴いて、喜んでくれたら、
「嬉しい」と語っていました。
コロナ渦などTIやAIの進化が
社会の仕組みさえも変化していく時代。
菅原宏之さん採取する音がこれからの時代の
癒しになっていくのではないでしょうか。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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