2024年3月12日「マツコの知らない世界」に
サウンドデザイナーの菅原宏之さんが出演します。
菅原宏之(すがわら ひろゆき)さんは
サウンドデザイナーとして近隣や自然豊かな場所へ行って、
自然音や町の音など、普段は無意識に聞こえてくる音に意識を向けて
記録・採取(自然録音/フィールドレコーディング)を30年以上、活動をしています。
100年後、1000年後の未来の人々に、
2000年代の音を「アート&アーカイブ」というコンセプトの元、
各地の色々な場所で貴重な音の録音・採取(自然録音/フィールドレコーディング)を
行っています。
マツコの知らない世界で菅原宏之さんがフィールドレコーディングする様子を
熱く語ります。
それでは、
菅原宏之(すがわら ひろゆき)さんについて見ていきましょう。
【マツコの知らない世界】菅原宏之のプロフィール
画像引用元:集団仙台
【名前】 菅原宏之(すがわらひろゆき)
【生年月日】 1977年 現在46歳
【出身地】 宮城県仙台市
【出身高校 】 秋田県立角館高等学校
【出身大学】 秋田経済法科大学短期大学部
※2007年にノースアジア大学に改名されました。
【趣味】 釣り、狩猟、旅、麻雀、彫刻など
【職業】 サウンドデザイナーをメインとしながら、動画写真音楽効果音制作業務、
フィールドレコーディスト、フォトグラファー、NHKラジオ、集団仙台、
宮城大学非常勤など
【マツコの知らない世界】菅原宏之の経歴
1999年
パチンコメーカーの就職。
愛知県名古屋に住んでいた。
パチンコの曲をメインに3~4年弱作曲をしていた。
体調を壊し(パニック障害)仕事を退職し宮城県仙台市に戻る。
2004年
菅原宏之さんは、音楽制作会社を立ち上げ、
サウンドデザイナーとしてCMやゲーム、ラジオなどの
音楽を今までに約3000曲も制作しています。
2011年
菅原宏之さんは、
東日本大震災で当時仙台在住のため、被災しました。
それ以来、商業制作クリエイターからアーティストとしての
活動を開始し、フィールドレコーディングやアンビエントミュージックを
制作発表をしています。
さらに、音を未来の人に残すために、
30年以上に渡り音を採取し続けています。
2019年
会社を辞めて、フリーで活動を開始
2019年11月3日
菅原宏之さんの作品「キジの求愛行動」が
坂本龍一さんのラジオサカモトで、
フィールドレコーディング優秀作品に選ばれる。
2020年5月3日
菅原宏之さんの作品「牡鹿半島の薪狩り猟」が
坂本龍一さんのラジオサカモトで、
フィールドレコーディング300作品の中の
前回に続き2回目の優秀作品に選ばれる。
2021年5月3日
菅原宏之さんの作品「Bells Gathering」が
坂本龍一さんのラジオ番組「RADIO SAKAMOTO」
宮城県仙台市で毎年正月に行われる
どんと祭裸祭のフィールドレコーディングをオンエアされる。
またこちらの音源は、
ゲスト出演の蓮沼執太さんの手によってアレンジされ、
2021年3月11日、銀座・和光「未来への希望の鐘」の
鐘の音としても使用されています。
2022年7月4日
菅原宏之さんの「氷上の桧原湖」の作品が
坂本龍一さんのラジオ番組「RADIO SAKAMOTO」
約250作品の中から3回目の優秀作品として選ばれる。
菅原宏之さんの作品がいかに素晴らしいかがわかりますね。
私もYouTubeで菅原宏之さんの作品を聞いたのですが、
とても癒されましたし、作品によっては懐かしさを感じました。
【マツコの知らない世界】菅原宏之の家族構成
青葉城から見た宮城県仙台市の街並み
菅原宏之さんの家族構成について
菅原宏之さんのご両親(父親、母親)は恐らく、地元の仙台にお住まいでしょうか。
一般の方なので詳しい情報は見つかりませんでした。
ご兄弟は7つ年上のお兄さんがいらっしゃっるようです。
こちらも一般の方なので詳しい情報はありませんでした。
ですが、
菅原宏之さんが
YouTube・IKuKo Morozumi【プラス+プラス】との対談で
ご家族のことを少しだけお話されていました。
菅原宏之さんは、
いったんは愛知県名古屋市に就職しましたが、
体調を壊され(パニック障害)
地元の宮城県仙台市に帰ってきたということです。
菅原宏之さんはYouTubeの対談で
宮城県仙台市は
「都会も田舎も丁度あるし、一番いい!食べ物も美味しい!」
ご家族は父親、母親、お兄さんも
みんなとても音楽がお好きのようですね。
日常の生活で演歌からクラッシックまで、
小さい頃から毎日音楽を聴いて育ったので
音楽は生活の一部だったようですね。
菅原宏之さんは
音が好き!「音フェチ」のようですね。
【マツコの知らない世界】菅原宏之の音の録音・採取の光景
2022年7月4日に
坂本龍一さんのラジオ番組「RADIO SAKAMOTO」で
約250作品の中から優秀作品選ばれた「氷上の桧原湖」の作品
桧原湖の氷が割れる(軋む)音を録音・採取の光景を見ていきましょう。
2021年3月18日
時間はAM5:59 気温-1℃
間もなく、AM6:00 日の出となります。
ここからはスノーバイクに乗り換えて
氷上の桧原湖の音を録音採取のため
桧原湖へ向かいます。
私は、南国育ちなので、
気温が-1℃の世界、想像するだけでも凍えます。
無事に氷上の桧原湖に到着し、氷上の音を録音採取するため
録音機材などセッティングします。
恐ろしいことに、
菅原宏之さんの足元の氷は薄くて割れそうだったようです。
割れたら、録音機材共に即死という遊びとの事ですが、
氷上の音を採取するために、菅原宏之さんは命がけですね。
貴重な氷上の音をありがとうございます。
最初にセッティングした録音機材。
1ヶ所目
氷の音を録音採取の場所は別の位置にもセットします。2ヶ所目
冷たい風が吹いてきたので暴風のため機材にカバーをかけました。
桧原湖の水面の氷の中にも一台、録音機材を仕込み音を録音採取します。3ヶ所目
桧原湖の氷上の氷が割れる(軋む)音の録音・採取が済むまで
約4時間30分、鼻水を垂れ流し、凍えながら、ひたすら耐えながら待ちます。
氷上の音を録音採取するために計3ヶ所にセッティングしました。
指の指しているところは
現在は凍っていますが湖です。
菅原宏之さんが、今いる場所も夏場は湖。
3月下旬、まだ凍っているそうです。
私の住んでいるところは
3月下旬には桜の花が一面に咲き誇っています。
氷上の音を録音採取するのは並大抵ではないですね。
脱帽します。
録音開始から、4時間30分経過 現在AM10:30
3ヶ所で氷上の音を録音採取したので、
自宅へ持ち帰って一番ベストの音を選ぶそうです。
本当におつかれさまでした。
この作品「氷上の桧原湖」は冒頭でもご紹介しましたが、
2022年7月4日に
坂本龍一さんのラジオ番組「RADIO SAKAMOTO」で
約250作品の中から優秀作品選ばれた
菅原宏之さん、貴重な氷上の音をありがとうございます。
現代の私たちも、
この氷上の音、自然の中の音をとても心地よく、感じる人が多いかと思います。
時を超えて、
後世の人類がこの音を聴いたとき、どんな気持ちになるのでしょうか。
【マツコの知らない世界】菅原宏之についてまとめ
菅原宏之さんのプロフィールと経歴、家族構成
また、自然の音の録音採取の光景を見てきました。
いかがだったでしょうか。
菅原宏之さんの
フィールドレコーディング(自然録音)した作品は
他にも数多くありますので
良かったら、聴いてみてください。
きっと、心が癒されると思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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